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最近読んだ本-「ハンニバル・ライジング上/下」 [本]

ハンニバル・ライジング 上巻 (1)

ハンニバル・ライジング 上巻 (1)

  • 作者: トマス・ハリス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫

ハンニバル・ライジング 下巻 (3)

ハンニバル・ライジング 下巻 (3)

  • 作者: トマス・ハリス
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/03
  • メディア: 文庫

非常に猟奇的で、読んでいるうちに
気分が悪くなることもあるのですが、
どうしても読まずにはいられない。。。
そんなシリーズです。

どんなに辛い出来事があろうとも、
どんなに相手が悪い奴でも、
凶悪な殺人犯になっても良いということは
決してあってはならないことなのですが、
心のどこかではハンニバルを応援してしまう気持ちが
あります。
まあ、主人公だから当たり前なのかもしれませんが。

人間離れした恐るべきハンニバルがどうして誕生したのか、
どうして日本の文化に精通しているのか、
その謎が解けました。

それにしても、作者はどうしてそこまで日本にこだわり、
重要な位置に置いたのでしょうか。
あとがきでは、キリスト教とは関係のない、
文化完成度の高いエキゾチックな文化が
必要とされたのではないかと分析されていましたが、
それならもっともっと歴史の古い中国でも
よかったはず。
やはり日本人読者という存在をかなり意識しているのではないかと
思いました。

-----おまけ-----
反キリスト教的発言のあるハンニバルの記事のおまけではありますが。
本日は息子の幼稚園の教会でイースター礼拝がありました。
イエスキリストの復活祭。
キリスト教では、クリスマスよりももっと歴史が古く、
カトリックの教会でなどでは前夜から夜通しミサを行うこともあるという
大事なお祭です。

こども達はイースターエッグという、
ゆで卵にかわいらしく絵を描いたものをいただきました。
普通は少し飾ってお祝いするのでしょうが、
うちの息子は帰るなりお醤油をつけていただいてしまいました。。。





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コメント 4

[にこっ]
うちの子、テレビでイースターのニュースをみて「ひよこのお菓子、おいしそう」って言いました。お菓子の日って思ってるかも。
by (2007-04-09 10:59) 

みど

お醤油つけて食べました。。に妙にうけてしまいましたw。。
by みど (2007-04-09 11:36) 

jewel

ハンニバルは映画館で
観ました。
レスター教授が出てる、
羊達の沈黙シリーズでしたよね?
レッドドラゴンとかの・・
(ん? 違うかな、日本は出てきたかな・・)
  ↑ 曖昧でごめんなさい
さて、日曜日はイースターだったのですね~
by jewel (2007-04-09 15:18) 

mokekek

みかん♪さんNice&コメントありがとうございます。[わはっ]
ひよこのお菓子!?
イースターエッグにひよこちゃんの絵が描いてあったのでしょうか。

みどさんNice&コメントありがとうございます。[わはっ]
ゆで卵にはやっぱりお醤油ですよね!

jewelさんコメントありがとうございます。[わはっ]
そうですそうです、そのシリーズです!
ハンニバル・レクター博士の人格が
どうやって形成されたのかが語られた本です。
わたしはシリーズは全て本で読んだので、
このGWに公開になるハンニバル・ライジングは
映画も見てみようかなと思っています。
by mokekek (2007-04-10 12:51) 

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