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最近観た映画-「Shall we ダンス?」 [映画]

Shall We ダンス? (通常版)

Shall We ダンス? (通常版)

  • 出版社/メーカー: 角川映画
  • 発売日: 2005/04/08
  • メディア: DVD

昨年「それでもボクはやっていない」という周防正之監督の作品が公開になったとき、
テレビでのインタビューなどをよく見かけました。
そこで、1996年1月に公開されたこの「Shall we ダンス ?」
を観ていないことに気付き、いつか、観たい!
と思っていてなかなかその機会がありませんでしたが、
息子の幼稚園のお友達のママにビデオをお借りして、
ようやくその時がやってきました。

仕事熱心なサラリーマンが、通勤中の電車から目にした
ダンス教室の窓に佇む女性に惹かれて、
見学のつもりで訪れて、うっかりレッスンを始めることになる。
決まった曜日に帰りが遅くなる。
そんな夫が気になってもなかなか本人に聞くことができない奥ゆかしい妻。
でもさ、夫の帰りが遅いからといって、探偵事務所へ行く前に、
本人に聞くでしょう、普通。もったいない!
典型的な日本の夫婦のような描かれ方をされている主人公とその妻は、
なんだか遠い昔の人のような印象を受けました。

わずか12年前の映画だということを考えると、
そう感じる理由は時代が変わったからか?
わたしが違う種類の人間だからか?
そんなあまりにも堅苦しい、「わかりやすい日本の夫婦像」みたいな人たちに
違和感を覚えながらも、
「まぁ、そういう人たちなんだな」と納得することで、
とりあえず作品に没頭してみると。。。

周りに登場する人たちの突拍子のないこと!
そしてダンスそのものの魅力に取り付かれて、
様々な登場人物がのめりこんでゆく様子はなかなか説得力がありました。
ダンスを通じて出来上がってゆく「友情」のような心の繋がりに、
見ているこちらのこころも温まります。

役所公司さん、竹中直人さん、渡辺えり子さん、柄本明さんなどなど、
実力派の役者さんたちの中で、
舞先生を演じる草刈民代さんのびっくりするような大根役者っぷりも、
その現役バレリーナとしてのずば抜けた踊りの素晴らしさを引き立てるためにも
是非とも必要な要素だったのではないかと思いました。

この映画の後、社交ダンスは市民権を得るようになり、
「ウリナリ芸能人社交ダンス部」という番組などで、
芸能人が真剣に社交ダンスに取り組む姿を目にしたり、
連ドラ&映画「HERO」でも主人公の同僚の検事と事務官の趣味の一つだったりと、
それほど特異なものではないような印象を持たれるようになった気がします。

少しでも興味を持った方は是非一度ご覧になってみるといいと思います。
面白いと思いますヨ。
個人的には、草刈さんのバレエを見に行きたくなりました(^o^)

そうそう、とても瑣末な箇所のことなのですが。
男性が女性に言ってはいけない言葉が、
「ブス、デブ」なら、
女性が男性に言ってはいけない言葉は
「気持ち悪い」
なんだなということを身に沁みて感じました。。。
打ちのめされた竹中直人さんや田口浩正さんを見て、
涙が止まりませんでした。
女の人って、ヒドイヒドイ。


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クリスマスの映画-「サンタクローズ」 [映画]

サンタクローズ

サンタクローズ

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: DVD

昨晩NHKBS2で放映されたものを観ました。
ディズニー映画会社が制作した実写もの。

あらすじはこちら↓
---Amazonより----------------------
おもちゃ会社のエリート社員スコット(ティム・アレン)はバツイチ。
クリスマスイブの夜に、別れて暮らす息子のチャーリーと過ごそうとするが、
父子の気持ちはギクシャク。そんな時、家の屋根からサンタクロースが落っこちてきて、
スコットはなんと彼との間で次のサンタを引き受ける
“サンタクローズ(サンタ契約)”を交わしてしまう。
やがてスコットの身体はブクブク太りだし、髪もヒゲも真っ白に。
パパが本物のサンタになっちゃってチャーリーや子供たちは大喜び。
しかし大人たちはスコットを変人扱いし始めて・・・。
--------------------------------------

「サンタクロースじゃなくて、サンタクローズ?」
という疑問から始まりましたが、
「クローズ」とは、
<the clauses of a contract>=「契約条項」
つまり、「サンタ(になる)契約」というような意味あいでした。

4才の息子が夢中になったのは、
サンタの国の妖精たちやおもちゃ工場の様子、
トナカイがひいて空を飛ぶソリ。
そしてそのソリは改良されると最新式!
(13年前の映画ですが、「最新式」的表現はばっちりでした。)
なんていう、いかにも子どもらしいところはもちろん、
コミカルなところも結構ツボをついたようでした。

サンタが巨大なプレゼントをツリーの前に置こうとすると、
部屋中のものをなぎ倒してしまったり。
主人公は図らずも体がサンタ化して行くのですが、
その心拍のリズムはなんと「ジングルベル」だったり。

家族で楽しめる映画です♪
「サンタクローズリターンズ」「サンタクローズ3」もあるようで、
面白そうですね。

をを!「リターンズ」は今日また、
BS2で放映されるようです。
※追記12/21--------------------
昨晩、観ちゃいました(^o^)
こっちもなかなか面白かったです。
息子のチャーリーが成長しててびっくり。
-------------------------------

サンタクローズ・リターンズ クリスマス危機一髪!

サンタクローズ・リターンズ クリスマス危機一髪!

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2005/11/23
  • メディア: DVD


サンタクローズ3/クリスマス大決戦!

サンタクローズ3/クリスマス大決戦!

  • 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
  • 発売日: 2007/11/14
  • メディア: DVD

-----おまけ-----
幼稚園のクリスマス祝会で
保護者と子どもがプレゼント交換をしました。

そして、冬休み突入です。


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先日観た映画-「かもめ食堂」 [映画]

かもめ食堂

かもめ食堂

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: DVD

9/22に公開された映画「めがね」にちなんで、9/21にテレビ放送されたものを観ました。
荻上直子監督の作品。

公式サイトはこちら→「かもめ食堂」
映画公開されたのは2006年3月。

舞台はフィンランドのヘルシンキ。
登場人物はサチエ(小林聡美)、ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)、
という3人の日本人女性と、何人かのフィンランド人、豚身昼斗念!
そして映し出される場所も「かもめ食堂」と、部屋と、港と、森といたってシンプル。

日本をあまり知らない人たちの中で、日本食を扱った食堂をのんびりと営むサチエ。
全然お客さんがこなくても気にしません。
「おむすび」は絶対美味しいと信じているから。
現地の人とも関わりあいながらも派手な出来事は一切ありませんが、
「一瞬のような、永遠のような時間」をゆったりと味わえる、作品です。

そしてなんと言ってもその魅力はお料理。
「おむすび」のお米はつやつや、
「しょうが焼き」の焼ける音、
かりっと揚がって、切るとサクサク音がする「トンカツ」。

遠巻きに見ていたご婦人方をその香りで店内へいざなった「シナモンロール」、
あるおまじないをすると一気においしくなる「コーヒー」。

Pascoのパン「超熟」の宣伝でもその様子が垣間見られますね。
映画とのコラボレーション、ナイスです!→Pascoの「超熟」CMサイト

おいしそうなものは元気をくれますね(^o^)
それにしても、小林聡美さんの包丁捌きお見事です。




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今日観た映画-「HERO」 [映画]

6年前の連続テレビドラマ、昨年の特別版テレビドラマ、
とても楽しく観たので、是非観たいと思っていました。

どうせなら気合を入れて初日に行ってしまえ!
と、行ってまいりました。

あらすじなど詳細は是非こちらの公式HPをご参照ください。

いろいろ突っ込みどころはあるものの、観終わった後の1番の感想は、
楽しかった~♪

久利生検事の真実を追求する姿勢、
雨宮事務次官とのやりとり、
城西支部のメンバーのチームワーク、
いきつけのバーの品揃えの豊富さ。
テンポの良いテーマ音楽。
ドラマでの魅力は映画でも健在です。
映画では、それに韓国ロケと松本幸四郎の存在感が加わります。
そしてなんと言ってもドラマでは窺い知れなかったラストシーン。

この先はネタバレありなので、これから観る方はお気をつけください。

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息子のギモン-「まっくろくろすけ は まるげ !?」 [映画]

となりのトトロ

となりのトトロ

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2001/09/28
  • メディア: DVD


千と千尋の神隠し (通常版)

千と千尋の神隠し (通常版)

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2002/07/19
  • メディア: DVD

今年の夏は本当に暑い日が多かったですね。
外出もままならない日も多く、
幼稚園が夏休み中の息子を連れて実家に入り浸り、
そこでビデオやDVDを観ること、しばしば。
(妹よ、ありがとう。)
中でもこの2本は大のお気に入りで、繰り返し繰り返し観ています。
わたしも付き合って観てしまうことがあるのですが、
「千と千尋」の中に「トトロ」を髣髴させるポイントがいくつかあって、
それを見つけては楽しんだりしています。
その中のひとつ、「トトロ」に出てくる「まっくろくろすけ(ススワタリ)」は、
「千と千尋」の「釜爺の下で働くススたち」と同じなのか、仲間なのか。
息子の大いなるギモンです。

wikipediaによると、やはり関係はあるようです。
-「となりのトトロ」wikipediaより----------
ススワタリ(まっくろくろすけ)
イガ栗のような形をした黒い生き物。
古い家をススと埃だらけにしてしまう。
空き家だったサツキ達の家に住み着いていたが、
一家が住み始めてからは家から去っていった。
裏のおばあちゃんも小さい頃は見えたらしいので、
子供にしか見えないらしい。
なお、このススワタリは、のちのジブリ作品『千と千尋の神隠し』にも登場する。
ただし、『となりのトトロ』に出てくるススワタリには手足が生えていない。
また、『千と千尋の神隠し』のススワタリは「労働」の代償として
湯婆婆が魔法で実体化させているのに対し、
『となりのトトロ』の方は昔からこの森に住んでいるだけだという違いもある。
------------------------------------

息子の中ではさらなるギモンが。
この「まっくろくろすけ」、「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくる「丸毛(まるげ)」
と同じなの?
「まるげ」を初めて観たのはこの作品。

ゲゲゲの鬼太郎~最強妖怪軍団!日本上陸!~【劇場版】

ゲゲゲの鬼太郎~最強妖怪軍団!日本上陸!~【劇場版】

  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • 発売日: 1997/04/21
  • メディア: ビデオ

とても似てるけど、同じとは言い難いかもね。。。
「まるげは ようかいでしょ? まっくろくろすけは なに?」

先週末放送された、フジテレビの特別番組「ミヨリの森」では、
森の精霊がたくさん出てきました。

妖怪、お化け、幽霊、妖精、精霊、どう違うのか?
わたしはなかなか説明できません。
わが息子、電車オタクの次は異形オタクになるのかも。


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最近観た映画-「ウォーターボーイズ」 [映画]

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション

ウォーターボーイズ スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2004/07/30
  • メディア: DVD

2001年に公開になったこの映画、当時はかなり話題になりました。
観てみたい!と思って早6年。
昨晩たまたまテレビで放映されたのを観ることができました。
「ウォーターボーイズ」

ストーリーはこちら(HPより引用)↓
------------------------------------
廃部寸前の唯野男子高校水泳部。部員は、やる気もなくズルズルと続けてしまった
3年の鈴木(妻夫木聡)ただ1人。
そんな水泳部の顧問に、新人のピチピチ女教師・佐久間先生(眞鍋かをり)が就任し、
部員は一挙に30人に膨れたッ。
が、佐久間先生が本当に教えたかったのは、競泳ではなく、
なんとシンクロナイズドスイミングだったのだ!!
佐久間先生の熱い思いを知ったとたん、生徒たちは恐れをなして逃げ帰ったが、
鈴木を含む間の悪いヘナチョコ5人だけが、言いくるめられて渋々シンクロをする羽目に…。
 怪しいイルカの調教師(竹中直人)、水泳部の責任者・杉田先生(杉本哲太)、
ぼんやりした鈴木となぜかラブラブになる桜木女子高の静子(平山綾)、
ど迫力のオカマバーのママ(柄本明)なども現われ、事態はますますややこしくなり…。
彼らの高校生活最後の夏休みは、想像もしなかったシンクロ特訓のアツーイ日々で幕を開けた。
果たして、“男のシンクロ”に晴れの舞台はやってくるのか!!
--------------------------------------

異性が日常に存在しない学校生活、しかも男子校。
共学の学校生活しか経験したことのないわたしには、
その開放的な雰囲気、必要以上に異性に期待を持ってしまう様子が
なんだかとても楽しそうで、可笑しく思えました。
途中の展開はともかく、とにかく最後の文化祭での発表会は、凄かった!
特に大きな丸から小さな丸が5つできるところは感動しました。
女性のシンクロのような美しさとはまた違った、
男性のエネルギッシュな演技は、女性陣やオネエさまたちだけではなく、
男性陣も見ていて清清しさを感じることのできるすばらしいものだと思います。
最後のシーンだけでも見る価値は充分あると思います。

何せ、プールは涼しそうで、夏にはぴったり。

出演陣の多くは、今も活躍している妻夫木聡、玉木宏、金子貴俊、平山あや、真鍋かをり。。。
みんな、若い!
amazonの視聴者評にもありましたが、今では美男子キャラの玉木宏が、
かなりのやんちゃ坊主で、その美男子っぷりに気がつかないほど。
昨年末のTVドラマ「のだめカンタービレ実写版」が強烈に印象に残っているので、
竹中直人と既にこんなところで共演していたのかと感慨深いものがありました。
この後、女子高生版の「スイングガールズ」という映画が生まれますが、
そこでのだめちゃん役の上野樹里が、大活躍しているというのも、
わたしの中では素敵なつながりだと思えてしまいます。
そして、妻夫木聡は、はっきり言って「春の雪」より数段いい味出してました。

この先は映画を観ないとわからないような内容もあるので。。。

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最近観た映画-「殯の森(もがりのもり)」 [映画]

先日のカンヌ映画祭で、日本人である河瀨直美監督の作品
「殯の森(もがりのもり)」
がグランプリを受賞したということで、
先日NHKBSハイビジョンで放映されたものを観ました。

殯(もがり)とは、「喪上がり」から来た言葉だとか。
監督の故郷だという奈良のグループホームが舞台です。
内容はこちら、
-----「殯の森(もがりのもり)」 HPより------
 奈良県東部の山間地。自然豊かなこの里に、旧家を改装したグループホームがある。
ここでは軽度の認知症を患った人たちが、介護スタッフとともに共同生活をしている。
その中の一人、しげき(うだしげき)は、33年前に妻・真子(ますだかなこ)が
亡くなってからずっと、彼女との日々を心の奥にしまい込み、仕事に人生を捧げ生きていた。

 そして今、しげきは亡き妻の想い出と共に静かな日々を過ごしていた。
誰も立ち入ることの出来ない、しげきと妻だけの世界。
そのグループホームへ新しく介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた
心を閉ざして生きていた。
子どもを亡くしたことがきっかけで夫(斉藤陽一郎)との別れを余儀なくされたのだ。
つらい思いを抱えながらも、真千子は毎日を懸命に生きようとしていた。

 ある日、亡き妻の思い出の詰まったリュックサックを、
そうとはしらず何気なく手にとった真千子を、しげきは突き飛ばしてしまう。
自信を失う真千子を、主任の和歌子(渡辺真起子)は静かに見守り、
「こうしゃんなあかんってこと、ないから」とそっと励ます。
次第に、真千子は自分の生き方を取り戻し始める。そして毎日の生活の中で、
やがて心打ち解けあっていく、しげきと真千子。

 真千子は、しげきと一緒に妻の墓参りに行くことになるが、
途中で真千子が運転する車が脱輪してしまう。助けを呼びに行く真千子。
しかし、事態は思っても見ない展開になるのだった・・。
-----------

ドキュメンタリー出身の監督だというだけあって、
映画の始まりはまさにグループホームの様子を取材した
ドキュメンタリー番組のような内容でした。

そのうち主人公の2人がクローズアップされ、
2人だけのシーンになってからラストシーンまでは、
まさに映画。

セリフが多く、バックミュージックやおとぼけ、アクションシーンやCGなどの
刺激が多い映画に慣れていると、なんとも観るのが難しい映画だと思います。
わたしもしばらくはなかなか入っていけずにいたのですが、
観ているうちに引き込まれ、観終わった後には素直に
「いい映画だったな。」と思いました。

日本の一般的な視聴者にはどう評価されるのかとても興味があります。
さまざまな外国作品や古い時代の映画など常日頃幅広いジャンルに触れている人は
すぐにこの手の映画に頭を切り替えることができるのかもしれません。

わたし自身がいくつか見たことのあるヨーロッパの映画の中には、
同じようなトーンのものがありました。
わたしの貧弱な映画観ではありますが、
今回のカンヌという映画祭、ヨーロッパの方々には
受け入れられやすい類の作品だったのではないかと思いました。

主人公の2人のうちの「しげきさん」。
元々役者さんではなかったそうですが、見事な表現力に驚きました。
自然なのに、豊か。
「演技しない」強さのようなものを感じました。
「真千子さん」はどこかで見たことのある女優さんだなと思っていたら、
NHKの朝ドラ「芋たこなんきん」に出ていたと聞いて、
なるほどと合点がいきました。
そんなメジャーや女優さんなのに、
最初のドキュメンタリー風のところでも自然で演技臭が全くしなくて、
さすがでした。

配役の名前と役者さんの名前が同じなのも面白かったです。

この先は内容に関するものなので、これからご覧になる方はご注意を。↓↓↓

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息子のお気に入りの映画-「ゲゲゲの鬼太郎」 [映画]

息子の最近のブームは「ゲゲゲの鬼太郎」。

きっかけは、このGWに公開になった映画、「ゲゲゲの鬼太郎 実写版」
の宣伝を見て、目玉おやじに心を奪われたこと。
↓↓↓↓↓クリックすると、映画の公式HPへ

目玉おやじってなんだ!?
ということで、近所のレンタル屋さんでアニメ劇場版を借りてきて見せたところ、
もうおおはまり。
まあ、わたしも結構見入ってしまい。。。

まずは、鉄道オタクの息子が入りやすいところでこちら。

ゲゲゲの鬼太郎~妖怪特急!まぼろしの汽車~

ゲゲゲの鬼太郎~妖怪特急!まぼろしの汽車~

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 1998/05/21
  • メディア: ビデオ


汽車はもちろん、息子が最近覚えた吸血鬼(ドラキュラ)や狼男やフランケンシュタインも出てきて、
見ごたえあり。

同時にこちらも借りました。

ゲゲゲの鬼太郎「激突!!異次元妖怪の大反乱」【劇場版】

ゲゲゲの鬼太郎「激突!!異次元妖怪の大反乱」【劇場版】

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 1997/06/21
  • メディア: ビデオ


あの下品なねずみ男が随分とイイ奴に描かれているところや、
「水木しげる」という漫画家が登場するところなど、こちらもみどころ満載。

上記2本返却時、少し映像が乱れた部分があったと話したところ、
サービスでもう1本貸してくれるというので、お言葉に甘えこちらをお借りしました。

ゲゲゲの鬼太郎~最強妖怪軍団!日本上陸!~【劇場版】

ゲゲゲの鬼太郎~最強妖怪軍団!日本上陸!~【劇場版】

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 1997/04/21
  • メディア: ビデオ


こんどは中国妖怪が出てきます。
うん、こちらもなかなか面白い。
息子もまた、繰り返し、繰り返し見ています。

このシリーズはいわゆる子供向けアニメのヒーロー物で、
権力を握って他人を支配しようとする悪者を鬼太郎がやっつけるというパターンではあるのですが、
各妖怪の特徴や性格がよく描かれていて、
作者の妖怪へのそこはかとない愛が感じられる作品たちばかりです。
また、上記3作の鬼太郎は声をアンパンマンでもおなじみの戸田恵子さんが担当。
鬼太郎の正義の味方色がより強く感じられるのは描かれ方に加えて、
戸田さんの声もその要素なのかなと思いました。

そして、とうとう、本日、実写版を観に行きました!
ここでもう一度目玉おやじ登場

この先は多少ネタバレありますので、これから映画を楽しみたい方は
お気をつけください。

実写版の相手は「空狐」で尻尾がたくさん生えている狐。
妖怪の裁判長は天狗。
丁度今借りている「最強妖怪軍団!日本上陸!」にも狐と天狗のが出てくるので、
オーバーラップして面白かったです。
茶碗のお風呂に入っている目玉おやじや、空飛ぶ一旦木綿がCGで見られるのは、
感無量。。。
田中麗奈ちゃんの猫娘、間寛平さんの子泣きじじいを始め、
キャスト陣はアニメのイメージを良く踏襲していて楽しめました。
目玉おやじはもちろん、田の中勇さん。
大泉洋さん演じるねずみ男はあまりにも卑怯な奴で、
「激突!!異次元妖怪の大反乱」でいいところを見てしまったばっかりに、
ちょっとイヤな感じでした。
あと、ウエンツ瑛士くん演じるアンニュイな表情が多い鬼太郎はちょっとイメージが。。。
これはウエンツ君が原因というわけではなく、
この映画での鬼太郎の描かれ方がわたしには違和感があったからだと思われます。
正義感たっぷりの鬼太郎しか知らないので。
テレビアニメ版の鬼太郎は第五期を迎え、
だいぶキャラクターとしての性格も変わって来ているようなのです。
ゲゲゲの鬼太郎、これまたなかなか奥深いのですよ。

参考→「ゲゲゲの鬼太郎」 wikipedia

-----おまけ-----
とうとううなだれ始めた葉っぱ。
まだ花の気配はありません。
ちょっと心配!?



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最近観た映画-「スパイダーマン3」 [映画]

先日、テレビでスパイダーマン2を偶然見かけ、
ちょろっと見るつもりがなかなか面白いなと、
最後まで見てしまいました。
体を張って地下鉄を止めるシーンは迫真の演技、
こめかみの血管が切れそうで本当に止めているみたいでした。
スパイダーマン1を観ていないので、
ピーターがどうしてスパイダーマンになったのか、
その経緯を知らなかったのですが、
ヒーローになるにはずいぶんと普通の男の子だなと思いつつ、
観終わった頃には続きも観たいなと思いました。

関連DVD↓

スパイダーマン+スパイダーマン2 DVDツインパック (期間限定生産)

スパイダーマン+スパイダーマン2 DVDツインパック (期間限定生産)

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/04/04
  • メディア: DVD

このゴールデンウィークにスパイダーマン3が公開されるということで、
まんまと戦略に乗り、気分も盛り上がったところで映画館へ行って参りました。

今回もヒーローは弱っちいところがありました。
心の弱さにより失うのはパワーではなく、自分自身。
誰もが思い当たることで感情移入しやすかったと同時に、
「自分は特別な存在なんだ。」という自覚が薄い分、
ハリーポッターなどと比べてより親しみやすいのかななどと
思いました。

明日の夜はまた地上波で「スパイダーマン1」を放映するようです。
スパイダーマン誕生の経緯がわかるのです。
ゴールデンウィーク最後の楽しみです♪

-----おまけ-----
スパイダーマン2のテレビ放映に、
ボクも釘付け。

スパイダーマン3で華々しくも映画館鑑賞デビュー!
途中で少し退屈したりもしましたが、
なんとか最後まで無事席についていられました。
途中で思わず「ハリー!」なんて叫んじゃって、
顰蹙買ったりしちゃいましたけど。。。
4があったらまた見に行きたいです♪



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最近観た映画-「この胸いっぱいの愛を」 [映画]

この胸いっぱいの愛を

この胸いっぱいの愛を

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/04/21
  • メディア: DVD

4/9、テレビで放映していたものを観ました。
この映画をきっかけに、女優ミムラさんと指揮者金聖響さんが結婚!
ということで興味があったので、とてもいい機会でした。

タイムトリップをモチーフとしている最近の映画でわたしが見たことがあるのは
いま、会いに行きます」。
ありえない設定であることを前提に見始めるのですが、
もしかしたら、本当にこんなことってあるのかもしれないけど、
公になっていないだけなのかも、なんて思ってしまいます。
この映画もそういう部分がありました。

細かいところを見ていくと色々矛盾もあるのですが、
登場人物は、チンピラの若者さえも、
みな真摯でひたむきで、好感が持てました。
死んでしまう前に、「生きている(きた)意味」を問い直してみたり、
「生きているうちにけじめをつけておきたいことにカタをつける」ことが義務付けられ、
それを果たしてからじゃないと昇天できないというシステムになっていたら、
誰もが安らかに永眠できるのにな。。。などと思ったりしました。

自分が20年前の自分に会ったり、
そこへやってきた意味を悟ったときの伊藤英明さんの演技。
決して激しくはないのですが、本人のキャラクターに合った、
落ち着いた人物像が表現されていてよかったと思います。

ミムラさんと金さんがアイコンタクトをとって演奏が始まるシーンは、
なかなか素敵でした。
ふ~ん。やっぱりね。

最後のシーンで、運命を変えられ、若くして死ぬことはなかったものの、
月日がたち、周囲の人々は他界する中、
障害を負ってもなお生かされているミムラさん演じる和美の姿は、
残酷なようにも見え、幸せそうにも見え。
「生きる」ということについて考えさせられました。

-----おまけ-----
ちょいと通りがかりのお菓子屋さんに入ってみたところ、
見た目も美しく、おいしいそうなケーキが!

高級感たっぷりの繊細なおいしいケーキでした。
特に右下の。名前を忘れてしまったのですが。。。
海老名に本店がある「YANAGI」というお店です。
恵比寿にも店舗があるようです。


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