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最近読んだ本-「子どもの「脳」は肌にある」 [本]

子供の「脳」は肌にある

子供の「脳」は肌にある

  • 作者: 山口 創
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2004/04/17
  • メディア: 新書

この本で著者が言いたいことは、題名に集約されています。
とにかく、子どもの頃のスキンシップが大事なのだと。
さもありなんと思いつつ、面白かったのは、
スキンシップが必要なのは子どもだけではないということ。
どんな世代、性別でもスキンシップは大事なんですって。
スキンシップには癒しの効果があるようです。

圧倒的にスキンシップが不足してしまうのが、
独身の日本人男性。
そのストレスを何かにうちこんだりすることで消化しているそうです。

「どうして人にくすぐられるとくすぐったくて、
自分でくすぐるとくすぐったくないのか…」という仕組みのことと、
くすぐることでコミュニケーションが発生するので、
スキンシップの一つとして効果的だということもなるほどと思いました。

早期幼児教育などでは知能をつかさどる「脳」や、
「視覚」などが偏重されるきらいがありますが、
「肌」をはじめとして内臓に至るまで、体のあらゆるところが「脳」に繋がっているわけで、
どの部分もバランスよく刺激を受けて訓練して行くと、
健康的な成長に繋がるんだなあと納得。

泥遊びも、木登りも、絵本を読んだり、言葉を覚えると同じように大事。
そして、できるだけ、なでなで、よしよし、はぐはぐ(hughug)、こちょこちょ。
こどもだけじゃなくて、夫にもね。


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ゴールドサックス

最後の 「夫にもね。」 という言葉が嬉しいですね。^^)
by ゴールドサックス (2005-11-18 06:17) 

okko

最近はハグハグが、割合自然に行われるようになりましたね。首脳会議のときなど、首脳同志、大の男がハグハグしてーなんて思いましたが、外国では当たり前の行動ですね。あれもやっぱりスキンシップの一種でしょう。互いの温もりを感じ合うことで、信頼感も芽生えるのでしょう。先日のマリーンズ優勝の時の写真、バレンタイン監督が某選手と抱き合って喜ぶのはいいけれど、この選手(ホントに名前知らない)顔だけはしっかり避けていて、おかしかった。
さあ、今夜はハグしてご主人さまをお出迎えダッ!
by okko (2005-11-18 10:16) 

mokekek

ゴールドサックスさんNice&コメントありがとうございます。
我が夫の場合、はぐなんかしたら苦しい~と突き飛ばされそうですが、肩もみや頭もみや目の周辺もみは大変ありがたがられます。
「スキンシップはストレス解消にいいんだって。」と夫に言うと、
「そうなんだ。うちのお母さんは表面積が広くて良かった。」と言われました…。

okkoさんコメントありがとうございます。
外国では当たり前だし、日本人もだいぶ慣れてきたようですが、私はやはり見知らぬ人やあまり親しくない人とスキンシップを取るのは苦手です。以前あるこどもも一緒の集まりでみんなで輪になるときに、他のパパと手をつなぐのはなんかとっても嫌でした。
息子とははぐはぐ、べったり、まだしばらく続きそうですが、そのうち離れていくんでしょうね~。夫にはとにかく肩もみ、頭もみ、目の周辺もみです。
by mokekek (2005-11-18 11:23) 

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