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思い出す本-「チーズはどこへ消えた」 [本]

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた?

  • 作者: スペンサー ジョンソン
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

数年前にベストセラーになったこの本をご記憶の方も多いと思います。
私は、読んでみようかなと思っていたところ、
なんと、当時の勤め先の部署全員に配布されたのでした!

その部署はリストラで消滅してしまうという運命にあったため、
各課に慰労の意味も込められた「研修費」を割り当てられ、
そのタイミングで一緒に配られたこの本。
「なんかウソ臭くて最後まで読めない…。」なんて言う若手もいましたが、
私の課では、教材として使用し、大真面目にプログラムを組んでやってみたところ、
それまでの自分自身を見つめ直してみるのに、なかなか意義深い研修ができたのでした。

そして思い出すことといえばその研修となった場所。
じゃじゃ~ん!
とご紹介したいところなのですが、当時の課長のK氏に怒られそうなので止めておきます。
ちなみにうちの課は4人で課長以外3人は女性で、しかも私以外の2人は花の独身女性。
某温泉地の某老舗旅館で4人で行った研修は、
とても実のある、楽しい、そして思い出深いものになりました。
休日から一泊し、旅先から仲良く4人で出社しましたとさ。
(K氏にとってあんなハーレム状態はあとにもさきにもなかったに違いありません。)

※今月から来月中旬くらいまでの間、3日に1度くらいの更新に致します。
理由は…「みんなの日本語」1~50課シラバス分析という課題のため。
意味が分かっちゃうそこのあなた!
どこまで進みましたか?もしくは、どのくらいかかりましたか?
あ~果てしない…。


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okko

先日はスキー部長さんのお宅で偶然、お会い?しましたね。
この本は何となく憶えています。今年も今年の流行語を決める時期になりました、とか。言葉に詳しいmokekekさん、「ため口」ってどういう言い方をいみするのですか?ワタシ、先生ノ生徒デス。教エテクダサイ。

シラバス、シラバス、私の魔法を解いておくれ (何かそれに似た言葉がありませんでしたっけ?そして、発表は9日ではありませんでしたっけ?)
by okko (2005-12-01 09:32) 

「みんなの日本語」と聞くと、「じゃぁ、日本人だけの日本語でもないし、外国人だけの日本語でもないよね」と感じます。すると、「あ、日本語って日本人だけのものだって思ってたっけ?」と感じ、「あぁぁぁ、だって『国語』って言ってますもんねぇ」とたどり着きました。まぁ、ちょっと意味が違うかもしれませんが。

「母国語」を「国語」って言ってる国は他にあるんでしょうか?
by (2005-12-01 11:56) 

mokekek

okkoさんコメントありがとうございます。
「ため」という言葉については、私の11/13の「同い年」という記事にも出てきたのですが、「同じ年齢」という意味があり、「ため口」(ためぐち)とは、同じ年の人にするような言葉遣い(友だちにするような言葉遣い、場合によってはぞんざいな言葉遣い)をさし、「ため口をきく」というと、「友だちにするようなくだけた話し方をする」という意味です。
「シラバス」を始めて聞いたのは大学の教育関連の講義ででした。邦訳では講義要目となっていますので、要は講義で行うものを書き出したものという意味ですね。

risakjさんコメントありがとうございます。
「みんなの日本語」は外国人の方が日本語を学ぶのに一番ポピュラーな教科書だということしか認識していなくて、題から受ける印象など今まで考えてもみませんでした。
国民の多くが、「母語=母国語=日本語」というこの日本のような国はもしかしたらあまりないのかもしれませんね。それでも厳密に言うと、日系韓国人の方は「母語=韓国語/母国語=日本語」だったり、アメリカ人両親から生まれた日本育ちの方は「母語=英語/母国語=日本語」など、色々なんですが。
また、日本では国語という場合と日本語という場合で微妙にニュアンスが違いますね。大雑把に見ると日本人対象だと国語、外国人からみると日本語というような。国語文法(=学校文法)と日本語文法の切り口はかなり違いますし。そうかと思えば大学の文学部の国文学科と日本文学科の中身はほとんど同じだったり。過渡期なのでしょう。
by mokekek (2005-12-01 21:20) 

ゴールドサックス

楽しそうな研修ですね。(^^)
by ゴールドサックス (2005-12-02 16:00) 

mokekek

ゴールドサックスさんNice&コメントありがとうございます。
課長が一番楽しんでいたと思います!
by mokekek (2005-12-03 09:18) 

うちのダーリンは"Japanese for busy people"というテキストを使っていました。黄色と緑の本を持ってました。一緒に勉強したことも多々ありますが、時々私が間違えていました(笑)。ちょうど今頃、日本語検定ではありませんか?2回ほど棄権した(させた?)記憶が・・・(汗)。

違いますよねー。日本語と国語の教え方。。。私は彼が最初に"desu masu formハナニ?"と聞いてきた時、さっぱり分かりませんでした・・・連用形って呼ばないのね・・・と。
by (2005-12-03 21:07) 

mokekek

risakjさんコメントありがとうございます。
"Japanese for busy people"は英語圏でビジネスマンの方々によく使われている教科書のようですね。日本語能力試験は12月ですね。1級ともなると結構日本語ネイティブでも間違えるような問題があるようです。
「~形」に関しては、本当に勉強しないとまったくわからないですね。日本語文法の方が理にかなっている部分もあるなと思ったりすることもあります。
by mokekek (2005-12-05 02:18) 

良くこの季節になると
彼「代わりに受けてよー」
私「駄目、私でも間違えるから!」
彼「あ、そうですねー。あなたの日本語変ですねー」
という小芝居をやっていたのを思い出します。
海外でも受けられるんですよね、ドイツでも受けてくれてると嬉しいな。
(今は彼は故郷に戻って私は日本なので超遠距離です)
by (2005-12-05 15:24) 

mokekek

risakjさんコメントありがとうございます。
ノンネイティブの彼に日本語変と言われるなんて、risakjさあ~ん!
遠距離ちょっと切ないですね…。
お二人がはやく会えますように!
by mokekek (2005-12-05 23:18) 

本当に間違えていたんですよー!(汗)
しかも、まだ3級とかそんなレベルなのに!!!
ウフ。
いつも国語の点数よりも英語の点数の方が良かった私。
いや、国語は現文よりも古文漢文(国語じゃないんですけど)の時間の方が好きでした。
by (2005-12-05 23:36) 

mokekekさん、こんばんわ。
彼が私の誕生日祝いで来日してくれることになりました!
彼がGWに来日した以来なので、7ヶ月ぶりの再会です!
でも誕生日の翌日に成田に着くんですけどね・・・
そんなおっちょこちょいに今度はどんな日本語教えようかな~。
(あ、「おっちょこちょい」がいいかも!?でも言いにくそう~笑)
by (2005-12-06 23:37) 

mokekek

risakjさんたくさんコメントありがとうございます。
よかったですね!(^o^)~~~
お誕生日に彼がはるばるお祝いに駆けつけてくれるなんて。
お誕生日翌日でも街はクリスマスムードいっぱいできれいだし、
楽しみですねぇ。
「おっちょこちょい」は「おちょこちょい」になりそうですよね。
楽しい日本語をたくさん覚えてもらってくださいね。
by mokekek (2005-12-07 17:37) 

促音拗音は苦手ですね。おそらく「オチョチョ?」とか、「オチョコ?」で挫折するかと思われます・・・

友達は「今彼に教えるためのナウイ言葉を考えてるよ!」と言っていたので、なにを教えてくれるのかと考えてたら、「プッツン」を教えてくれるそうです。しかもその最上級(?)が「マンモスプッツン」ですって。。。ははは、「プツン」か、「ポツン」ですかね・・・楽しみです。(←楽しむツボがちょっと違うかも!?)
by (2005-12-08 00:27) 

mokekek

risakjさんコメントありがとうございます。
「ナウイ」って久しぶりに聞きました。そして、「プッツン」も!
さらに「マンモスプッツン」とはのりぴー語の「マンモスウレピー」の応用?
「プッツン」は今どういう意味なんでしょうか?
出始めは「ちょっと普通の人では理解できない行動をするような人のこと」
だったり、「激怒した瞬間のこと」でしたよね?
私のイメージでは今は前者に近いのですが、もっと冷たい感じで、
「逝ってしまった人」という表現にも通じるような感じがします。
発音も難しいし、意味も難しい言葉ですね、「プッツン」。
促音指導は日本語の特徴である「拍の等時性」を理解してもらうために、
「パン パン パン パン」と4拍たたきながら「プッツン」と
言うようにするといいと思いますよ。
あ~、もうとっくにお試し済みでしょうか。

fumilinさんNiceありがとうございます。
by mokekek (2005-12-10 18:31) 

「拍の等時性」~!なつかしいですぅ~!
モーラですね、モーラ!!!
はぁ~懐かしい!

彼の場合、モーラよりもシラブルに対して敏感というかよく訓練されているので結局「キテ」が2で「キッテ」が3というのは理解できない模様ですが、訓練を重ねたおかげで、「キッテ」が2.5くらいには伸ばせるようになりました。
なんてったって、自分の大好きな「ビール」と「ビル」が同じわけにはいきませんからね、気を付けるようになりましたよ!
by (2005-12-10 22:54) 

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