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のだめカンタービレ 千秋真一 コンプリート・エディション [映画]


のだめカンタービレ 千秋真一 コンプリート・エディション[DVD]

のだめカンタービレ 千秋真一 コンプリート・エディション[DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



つい最近店頭で見つけました。
ずいぶん前に発売開始していたようですが。

千秋真一が本当に全曲指揮しているみたい!
撮影エピソードもたっぷり。
千秋先輩の魅力がたくさんつまった作品。

のだめ熱は一旦収まっていましたが
再燃しそうです。
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人形劇-「14ひきのひっこしだ」 [演劇]

先日藤沢子ども劇場の低学年例会、
人形劇「14ひきのひっこしだ」
を観に行きました。

原作本はこちら

14ひきのひっこし

14ひきのひっこし

  • 作者: いわむら かずお
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 1983/07
  • メディア: ハードカバー



人形劇は絵本から飛び出してきた14ひきが、
自然豊かな描写の中で
いきいきと、かわいらしく動いていて
楽しいものでした。

いわむらかずおさんの作品は、
自然を大切にし、
家族に一人一人を大切にし、
やさしさに溢れています。
それを人形劇にした人形劇団ポポロさん、
絵本の世界観に忠実ながらも
台詞や動きで新たな世界が広がっていました。
見ていてイライラしてしまうような
小ネズミたちを、
決してせかさず叱らない大人たち。
見習わなくちゃ…
と思ったりしました。

子ども劇場ではみんなで見る「例会」の前に、
取り組みと言って
子どもたちと作品理解をする活動をします。
今回は絵本の表紙をカラーコピーし、
キャラクターの形に切り抜いて
紙人形を作り、
それぞれお気に入りの子を
自分で持ってみて
仲良しになってもらいました。

また、同じシリーズのこの絵本を読みました。

14ひきのあさごはん

14ひきのあさごはん

  • 作者: いわむら かずお
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 1983/07/01
  • メディア: 単行本



そして最後のシーンをイメージして、
手作りパンや木の実、ドライフルーツ、チーズなどを
みんなで食べたりしました。

ただ観に行くよりも
より楽しめる活動になったと思います。

それにしてもこの作品、
英語版や、
DVDなんかも出てるんですね。

14ひきのひっこし・英語版

14ひきのひっこし・英語版

  • 作者: いわむら かずお
  • 出版社/メーカー: 童心社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本



14ひきのひっこし[DVD]

14ひきのひっこし[DVD]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: TDKコア
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本



DVDはアニメかしら?
ちょっと興味アリ。

ちなみに人形劇団ポポロさんによる
この「14ひきのひっこしだ」は、
2010年7月24日に高円寺でも見られるようです。

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ついったー:ブログ更新なう [言葉]

巷で話題になっていたtwitter。
web上で一度に140文字までの短文を
つぶやきあうというもの。

http://twitter.com/

昨秋に一度登録してみましたが、
いまひとつ使い方がわからず、
アカウントを停止していましたが、
ひょんなことからまた興味を持ち、
2月に入ってやってみることにしました。

satokokao-b.JPG

自分のつぶやきと
それに対する反応を楽しむには、
自分が有名人であるか、
リアルでもネット上でも
コツコツと友だちを増やしていくか、
みんなに見てもらえるような
魅力的なつぶやきをするか…。

リアルな友だちとのつぶやきあいは
既に利用しているmixiボイスで十分なので、
一部の一般ユーザーの方との
やりとりは生まれつつも
今はもっぱら有名人の方々の
つぶやきを見たり返信したりして
楽しんでいます。

昨日はホリエモンが孫さんは「いいひと」だと
つぶやいていたり、
今朝はビルゲイツがオバマ大統領の
ある意見に賛成すると表明したら
大統領のスペルを間違えてしまい、
誰かに指摘されて
「早く打つからしょうがないんだよぉ。」
みたいな言い訳をしていたり。

とにかく物凄い速さ!
ほぼ瞬間で
さまざまなコミュニケーションが
成立していて、
まさにライブ感たっぷりの
ツールです。

こういうのも読んでみようかな。

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

  • 作者: 津田 大介
  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2009/11/06
  • メディア: 新書



ところで表題にも書いたのですが、
○○なう
という表現。
なうは「Now」で
今○○しているという意味ですが、
いつのことだか目にしたときは
なんだかいかにも流行言葉のようで
ちょっとイヤな感じがしたのですが、
だいぶ自分の言葉になってきて、
結構いろんなところで
使うようになってきてしまいました[たらーっ(汗)]

同じくずっと気になっていて、
むしろかなり以前からよく目にする表現で
orz
「がっかり」というような
意味のものがあるのですが、
(がっかりしてひざをついている姿?)
こちらはいまだに自分ではほとんど
使いません。

この差は何なんでしょうね。

-----追記-----
この特集、とてもわかりやすかったです。

日経 TRENDY ( トレンディ ) 2010年 03月号 [雑誌]

日経 TRENDY ( トレンディ ) 2010年 03月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2010/02/04
  • メディア: 雑誌



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舞台劇「はつかねずみと人間」 [演劇]

す~っかりご無沙汰しております。
元気にしております。

息子(小1)と参加している藤沢子ども劇場。
高学年向け作品と位置づけられた
スタインベック原作の「はつかねずみと人間」を
ひとりで観に行きました。
toplogo-a.JPGの公演です。

20nezumi-a.JPG
20nezumi-c.JPG

HPよりあらすじを抜粋します。
---------------------
STORY
1930年代、大恐慌時代のカリフォルニア――
いつか『自分たちの農場』を手に入れたいと
ささやかな夢を追い続ける貧しい渡り農場労働者
ジョージとレニーはいつも一緒。
『俺にはお前が、お前には俺がついているから
他の奴等のように孤独ではない』と
今日もふたりは農場から農場へと渡り歩く。
レニーは優しく純粋な男だが人並みの人間関係を結ぶのは難しく、
絶えず面倒に巻き込まれる。
ジョージはそんなレニーをいつもかばっているのだが…
やっと仕事にありついた農場でふたりを待っていた運命は――
---------------------

気だるいサマータイム♪でつなぐ薄暗い各場面。
明るく楽しい話ではありませんが、
ぐいぐいっと引き込まれて行きます。
小学校3年生以上は鑑賞できるというこの作品、
大人でも見ごたえ十分です。
これを鑑賞できる小学生は相当ハイレベルだなと
思いました。
低学年から引き続き観劇のスキルを積んだ
劇場っ子なら可能なのでしょうか。

さて、この先はネタバレを好まない方は
ご覧にならないでくださいね。


続きを読む


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映画化記念!のだめオーケストラコンサート [音楽]


のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編

のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2009/12/09
  • メディア: CD



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先月の終わり(10/30夜)、行ってまいりました。
のだめカンタービレ映画化記念、のだめオーケストラコンサート。
チケットはすぐに完売になってしまったのであきらめていましたが、
後から決まった追加公演分を購入しました。

場所は有楽町の東京国際フォーラム ホールA。
ものすご~く久しぶりだったので、
その大きさに圧倒されました。
(以前行ったのは何年くらい前だったか、
ホアキンコルテスの公演だった気が。。。)

一緒に行った息子はもちろん初めて。
2階席の11列目で舞台が遠くに小さく見えて、
「本当に見えるの?」
という感じでした。
オーケストラセッティングの後には
大きなスクリーンがセッティングされていて、
あれで新作映画の未公開シーンが上映されるのねぇ~と、
期待は高まります。

当日のプログラムはこちら。
----------
演奏:のだめオーケストラ
指揮:梅田俊明
司会:軽部真一
<前半:連ドラ&ヨーロッパ編のおさらい>
〇ベートーベン:交響曲第7番 第1楽章&第4楽章
〇ガーシュイン:ラプソディ イン ブルー(ピアニカバージョン)
〇ブラームス:交響曲第1番 第4楽章

<後半:映画に登場する新曲(?)>
〇ラベル:ボレロ
〇バッハ:ピアノ協奏曲第1番 BWV1052 (pf:中野翔太)
〇チャイコフスキー:序曲1812年
インタビュー:なだぎ武(新キャラクターテオ役)
        梅田俊明(のだめオケ指揮者)

<アンコール>
〇ドボルザーク:チョコ組曲「ポルカ」
----------

冒頭はベト7。
のだめと言えばこの曲、「今から始まりますよ~!」
という気分を盛り上げてくれます。
第1楽章が終わった後、自然と沸き起こる拍手。
一般的なクラシックコンサートでは、
楽章の間では拍手はしません。
微妙な間。どうしようかと迷っていると
次に始まったのはなんと第4楽章。
そうかそうか、いいんだ、拍手しても。
本当においしいトコ取りのコンサートなのです。
合間合間におさらい映像も取り入れて、
のだめ気分を盛り上げてくれます。

のだめオーケストラは若手の音楽家達を集めた
フレッシュでピチピチの演奏をする
とても優秀なオーケストラだと思います。
個人的には日フィルより好きです。
ベト7も期待を裏切らないエネルギッシュな演奏を
聴かせてくれました。

演奏中はバックのスクリーンに、
テレビさながらのカメラワークの映像が。
後の方の席でもよく見えてありがたかったです。

司会の軽部真一さんはさすがフジテレビアナウンサー。
流れるような話術と進行。
ここでもまたテレビを見ているような錯覚に。。。

さてお次はラプソディ イン ブルーですが、
こちらものだめでおなじみの服部隆之さん編曲の
ソロピアニカバージョン。
素晴らしかったです!
小学1年生の息子が音楽の時間に吹いている楽器が、
立派にオーケストラのソロ楽器足りうるんだと感動。
2台のピアニカで本当に素敵な演奏でした。
(演奏者のお二方をメモるの忘れてしまった。)
アドリブ部分で掛け合いのようなところがあったのですが、
男性奏者の方がウルトラマンのビームの形で
鍵盤を叩いたりして息子も大喜びでした。

ブラ1の4楽章は、ヨーロッパ編で千秋が最後に振った曲。
自分でも1stVn.と2ndVn.どちらも演奏したことある
思い入れのある曲です。
のだめオケ、本当にまじめな、渾身の演奏。
涙が出そうになりました。

----------
さて、後半はいよいよ映画で登場する曲たち。
のだめオケも演奏の一般公開は初めてなのでは?
1曲目のラベルのボレロは息子にとってはおなじみの曲。
映画「交渉人 真下正義」で最後に出てきて
曲の最後のシンバル部分がキーとなる曲なのです。
おそらくそのロケとなったのはこの東京国際フォーラムホールA。
入場時に気づいた息子はまさかのボレロが始まって、
嬉しそうなしたり顔。
思わぬ楽しみ方ができたのでした。

わたし自身、ナマオケでボレロをちゃんと聴いたのは初めてだったかも。
指揮者の目の前で最初から最後までゆるやかなクレッシェンド、
変わらぬリズムを刻み続けたスネアドラム奏者の男性、
まるで研究者のようだと思いました。
中学時代に吹奏楽で演奏したような、
しかもスネアドラム担当だった気もするのですが、
つまらないと思ってしまった記憶があります。
なんと未熟者。。。

この後か次の曲の後、スペシャルゲストのなだぎ武さん登場です。
追加公演、本公演の前夜にはふさわしいキャスティングと納得しつつ、
ほんのりがっかり。(なだぎさんすみませ~ん。)
主役がくるわけないし当たり前か~。
同じ新キャストなら、谷原章介さんでもよかったなぁなんてね。
でも撮影時のエピソードで、主役の樹里ちゃんが集中しているときに、
KYなウェンツくんがおしゃべりしてみんなに怒られていたとか、
日本人なのにフランス人の役をしていて、
デュランにならないようにするのが大変だったとか、
友近さんとはボチボチ(?)仲良くしていて、
この映画が公開されたら一緒に見に行きますとか、
さすがにお話は楽しかったです。
ちなみに主役のお二人が登場したのは10/31夜公演だったようです。
「東宝 映画トピックス」

さて次のバッハのピアコンは、
映画の中で千秋が弾き振りする曲だそうです。
緻密な指捌きが必要な名曲で、
今回の演奏者中野さんの演奏はこれまた素晴らしかったです。

指揮者の梅田さんへのインタビューは、
千秋と同じ指揮者という視点からのもの。
千秋は怒ってオケに嫌われちゃったりする指揮者ですが、
梅田さんはどうですか?という質問に、
どうやらその傾向があるような回答が。。。
でもそんな態度も、よい音楽を作り上げたいという思いの表れなのですよね。
またこののだめオケコンサートも
「キツイ!」と何気にこぼされていました。
1回の公演でベト7、ブラ1、ボレロ、1812をやるコンサートなんて普通ないし、
翌日なんて2回公演だし!
でもお客さんはそれだけ楽しめるし、主催者はもうかるし。
お疲れ様で~す。
そして、ありがとうございます♪

最終曲のチャイコ1812年は、
フランス軍とロシア軍の戦いの曲。
映画ではどんなシーンで演奏されるのでしょう。
最後の大砲音がヒトを掻き立てる感じが気に入って、
自分の結婚披露宴のお開きのBGMに使いましたよ。
(今考えると、ちょっとヒドイですね。)
元気な曲です。

アンコールのドボルザークのチェコ組曲ポルカは、
千秋がヨーロッパで過ごした幼少期や、
ヴィエラ先生のことを懐かしく思い出すシーンでいつもかかる
郷愁を誘う切ない曲です。

小学校1年生の息子は途中で居眠りしていましたが、
大好きなのだめのコンサート、
親子で存分に楽しみました!

入場プレゼントはこちら↓
シールになっています。表。
nodameseal-1.JPG


nodameseal-2.JPG

映画、ほんとうに楽しみです☆
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わが家の子守唄-「一節太郎:浪曲子守唄」 [音楽]

わが家の子守唄の定番はこちらです。

一節太郎:浪曲子守唄


フルヴァージョンはこちら→一節太郎「浪曲浪花節」

mokekek夫のおじいちゃんの十八番でした。
娘がどうしても寝ないときに
夫が揺らしながら歌います。
わが娘は

に~げぇ~たぁ~
にょ~おぉうぼぉにゃぁ~
みれんは ないぃがぁ~

かなり似た感じで歌えるようになっています。
歌詞はともかく、
いい歌です♪
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濡れ手で粟 [言葉]

8月はすっかり更新をサボってしまいました。。。
元気にしております。

藤沢子ども劇場という会に息子と参加しています。
年間を通して劇や人形劇や音楽などを鑑賞する会で、
そのほかに観劇のための取り組みや
子ども祭りなどなど色々な活動があります。

近々では9月29日に「龍の子太郎」という舞台劇を鑑賞予定です。

龍の子太郎 (講談社青い鳥文庫 6-5)

龍の子太郎 (講談社青い鳥文庫 6-5)

  • 作者: 松谷 みよ子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1980/11/10
  • メディア: 新書



松谷みよ子さん作。
龍になったお母さんを太郎が探しに行く話です。
太郎はとても貧しい暮らしをしているのですが、
その描写に「アワやヒエを食べている」という部分が出てきます。
そして後に太郎が白米を初めて食べて、
あまりにおいしくておばあちゃんにも食べさせてあげたいと
泣く場面があります。

そこで今回の観劇の事前取り組みとして、
「アワやヒエと白米を食べ比べてみよう!」
ということになりました。

アワやヒエを自分で調理して食べるのは初めてです。
とにかく実験。
まずは

濡れ手で粟

うわぁ、本当にくっつくくっつく~!
090915awa 001-a.JPG
こんな風に稼いでみたいものだわ~♪

ちなみに「濡れ手に粟」や「濡れ手に泡」は間違いなんですって。
参照:「語源由来事典」-「濡れ手で粟

いざ炊いてみると、
アワはもっちもちの餅がゆのようになりました。
あんこでもつけたらおいしそうです。

ヒエはポロポロになりました。
もっと水を足せばもっちりするのかしら?
そしてまさに鳥の餌の香り。
ずっと嗅いでいるとなんだか切なくなってきます。
もしかしたら遠い昔(前世?)にその香りの中で
つらい思いをしたことがあったのかもしれません。

でもどちらも上手に調理したら、
結構おいしくいただけるのではないかと思いました。
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お友達のバレエの発表会-「チャイコフスキー:白鳥の湖」 [音楽]


チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲

チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲

  • アーティスト: ゲルギエフ(ワレリー),チャイコフスキー,マリインスキー劇場管弦楽団,テレンティエヴ(キリル)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2007/04/25
  • メディア: CD



今回もこのCDをもっているわけではありませんが、
曲の参考として。

昨日はお友達のバレエの発表会にお招きいただき、
これまたお友達と一緒にお花を持って見に行きました。
彼女は小さい頃からバレエをやっていましたが、
いっときやめ、大人になって再開して、
最近では随分と力を入れるようになったのでした。

3年に1度くらいの頻度で発表会があり、
都合があえばお邪魔しているのですが、
お友達本人の活躍だけでなく、
小さかった生徒さんが大きくなったり、
注目していた若手の生徒さんが先生になっていたりと、
みなさんの成長振りも楽しみになっています。
(何故かお母さん目線。。。)

今回はわたしの大好きなチャイコフスキー、
そしてあの有名な「白鳥の湖」。
子どもたちを実家の両親に預け、
全幕じっくり拝見させていただきました。

数日前に見たオペラ(リハーサル)とは又違って、
身体の動きによって、物語を綴るバレエ。
たっぷり時間を使い、ゆっくり進み、
豪華な衣装にしなやかな踊りで、
作品を表現していきます。
ひとつひとつの踊りに注目しつつも、
全幕通して観ることによって、
とても大きな物語として感じることができました。

「白鳥の湖」の音楽は聴いた事のあるものも多いですが、
実際にバレエで見ることで、
また新しくイメージが加わりました。
4羽の白鳥が手を組んで踊りながら出てくる
おなじみのシーンも初々しい踊りで楽しませてくれました。
舞踏会でのシーンは曲も踊りも華やか、衣装も豪華、
とても楽しい気分になりました。

バレエコンサートから始まって全幕で4時間半。
見ごたえたっぷりでした。

今回の音楽はテープ(CD?)でしたが、
生演奏だとまた迫力も違うのかなと思います。
それにしても、バレエというものは、
バレリーナも、演奏者も、各所関係者も、
練習から本番まで大変なエネルギーが必要で、
本番だけを鑑賞する観客でさえも、
それなりの心構えがないと最後まで付き合うのは難しい、
まさに総合芸術なんだなぁと思いました。

以前所属していたアマオケで、
バレエの伴奏をしたことがありましたが、
わたしは参加しませんでした。
楽譜が書籍のようだと聞いて恐れおののきまして。。。
でもゆっくり取り組める時がきたら、
このチャイコの「白鳥の湖」なら
どこかで参加してみたいなぁとも思います。








小澤征爾音楽塾-「フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル」 [音楽]


フンパーディンク : 歌劇 「ヘンゼルとグレーテル」全曲

フンパーディンク : 歌劇 「ヘンゼルとグレーテル」全曲

  • アーティスト: ドレスデン国立管弦楽団
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1999/10/22
  • メディア: CD


このCDを持っているわけではありませんが、
曲の参考として。

小澤征爾さんが若手音楽家育成のために行っている、
「小澤征爾音楽塾 オペラ・プロジェクトX」

その塾生によるオーケストラの公演が鎌倉芸術館でありました。
こちらは通常のものとは少し違い、
鎌倉芸術館だけで開かれた特別公演のようです。
歌手のみなさんが日本人の若手でした。
指揮者はピエールさんで、
小澤さんは音楽監督をなさっていたようです。

その本番前日の公開リハーサルが、
5152人の応募の中から抽選で約1000人、
無料で見学できるというものに運良くあたりました。
「青少年のための公開リハーサル」
25才以上の大人だけでは入場できないということもあり、
子どもでいっぱい。
うちも小学1年生の息子を連れて行ってまいりました。

「リハーサル」なので、本番前の仕上げであって、
必ずしも通しで演奏することもなく、
大道具などもないところで行われましたが、
その迫力はとてもよくわかりました。
ドイツ語の歌詞だったのですが、
舞台両端に大きく日本語字幕が出て、
よくわかりましたし、
(漢字が読めない息子にはいちいち読んでやりましたが…)
またも前日には「グリム童話」の文庫で、
原作翻訳物を読み聞かせてあったので、
途中退屈そうな場面はありましたが、
息子も楽しんでいました。


グリム童話〈上〉 (ちくま文庫)

グリム童話〈上〉 (ちくま文庫)

  • 作者: ヤーコプ グリム
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1989/12
  • メディア: 文庫



若さあふれるオーケストラで、
各場面で時々でてくるソリストのみなさんはとても上手で、
演奏は本当に素晴らしかったです。
小澤さんには「昨日の練習の方がよかったね~。」
なんていわれちゃってましたが。

歌手のみなさんもプロながら若手で、
フレッシュでとても迫力がありました。
歌っていいですね。
魂が揺さぶられるようです。
帰ってからも、夜床について眼をつぶっても、
ドイツ語の歌が(もちろん詳細は忘れていますが)
ず~っと頭の中で鳴っていました。

指導をされている小澤征爾さんもとても一生懸命でした。
数日前にNHKで特集されているのをチラリと見ましたが、
そのときもおっしゃっていたように、
若い人のエネルギーや能力を信じて、
それをなんとか引き出そうと細かいところまで気を配っておられるようでした。

結局本番は行かなかったのですが、
どんなにか素晴らしい演奏会になったことと思います。
ちなみに、鎌倉ではS席4,000円、通常公演だとS席25,000円。
そしてこの青少年のための公開リハーサルは無料。
子どもが本物に親しむのに、本当にいい機会だったのだなぁと思います。
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素朴で楽しい映画-「セロ弾きのゴーシュ」 [映画]


セロ弾きのゴーシュ [DVD]

セロ弾きのゴーシュ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • メディア: DVD



宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」のアニメ映画を観ました。
市民会館の小ホールで、息子やお友達と。
上映の前にスズキメソードのチェロの先生が、
作品にまつわる曲を何曲か弾いてくださいました。
実際の演奏を聴いてから作品を観ると、
とてもイメージが沸きやすく、身近に感じられました。

前日に文庫本を息子に読んで聞かせました。

新編銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

新編銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

  • 作者: 宮沢 賢治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1989/06
  • メディア: 文庫


絵がないと眠くなってしまうかとも思いましたが、
6才の息子は耳をそばだてて良く聞いていました。
1才の娘は全然ダメでしたが。。。
絵本とは違って、文字のみの読み聞かせもよいものだなと思いました。

10日後に本番を控えた楽団の練習中。
みんなのまえで楽団長に「なっとらん!」と怒られるゴーシュ。
家に帰って猛練習です。
その練習中にいろんな動物がやってきます。
ゴーシュは最初は練習を邪魔をする動物に腹をたてているものの、
つきあっていくうちに感情表現(ネコ)やリズムの刻み方(カッコウ)、
具合の悪い楽器をうまく鳴らす方法(タヌキ)など、
苦手な部分の効果的な練習へとつながっていきます。
演奏会やアンコールでの独奏が成功した後、
実は動物達にヒントをたくさんもらっていたことに気づくのです。

畑を耕しながら水やパンや野菜で生活しているゴーシュ。
動物たちとふれあいながら真摯に音楽と向き合い、
ひたすら練習を重ねるゴーシュの姿は、
立派な練習室に、手入れの行き届いた楽器、有名な先生。
クラシック音楽を極めるためにはお金がかかる。。。
というイメージを覆してくれます。
どんな状況にあっても、音楽を愛し、
人(動物?)の話に耳を傾けて、ひらすらに練習すること。
そして上達してみんなにも喜んでもらうと、
どんなに嬉しい気持ちになるか。
音楽との向き合い方の一つの方法を見せてくれました。

ゴーシュの環境と演奏演目について。
アニメ作品中では「第六交響曲」には
まさにベートーベンの田園が使われていましたが、
原作ではベートーベンとは書かれていないんですね。
でも曲と情景はぴったり。
やっぱり原作も田園を元に書かれたのでしょう。

1982年に作られた古いフィルムを使用した
素朴なアニメでしたが、
原作に登場する実在しない楽曲が 
オリジナル作曲で披露されていたり、
当時の町並みや映画館など、
原作を読んだときには想像していなかった部分が、
映像化されていて、
イメージが大きく膨らみました。

子どもも大人もみんなで楽しめる
素敵な映画でした。
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